鹿児島の地理
日本は北海道から沖縄まで南北に約3000kmありますが、そのうち鹿児島県は600kmです
離島まですべてが表記された地図をご覧になることはあまりないので気づかないかもしれませんが
丸で囲った部分が鹿児島県です
ちなみに沖縄・与那国島のすぐ先は台湾、その南がすぐにフィリピンです
鹿児島県の漁業は大きい魚は狙わないので漁獲量は少ないものの、漁業はメシの種だとわかりますね
九州は長崎・雲仙から熊本・阿蘇、鹿児島・桜島、薩南諸島と火山だらけですが、火山噴火で壊滅した地帯はその後は森林が広がります
ハワイの国立公園は火山を中心にしてますし、中国・雲南省も昔火山噴火で壊滅したのですが、実に国土の70%の森林と動植物が住みついているのだそうです
その理由は火山灰が栄養を運び、水はけのいい火山灰の台地(鹿児島ではシラス台地と呼びます)が新陳代謝を促して植物に適した台地を形成します
鹿児島の薩南諸島(離島の総称です)は3方向(太平洋・南シナ海・日本海)から海流がぶつかり合って、山から流れて来た栄養分をかき混ぜるので、非常に魚種が豊富です
畜産の飼料作りに質のいい野菜と魚は欠かせませんので、鹿児島県が畜産日本一の理由がおわかりいただけたでしょうか
自負はこのくらいにして、次回から興味のある歴史を辿ってみましょう