杜氏の里の実力を示す『さつますんくじら』

2016年03月22日 10:55

 

 鹿児島弁では標準語の「(はし)」を「(すみ)」=「すん」と言います

 また、隅を指でほじることを「隅(すん)をくじる」、だからいちばん端っこにある地域などをすんくじらなどと呼びます

 近くにクジラが打ち上げられて有名になった浜のこととよく勘違いされますが、違います( -o-)ノ

 

 焼酎『さつますんくじら』は鹿児島の南西の、さらに隅に位置する南さつま市笠沙にある杜氏の里(株)で製造された焼酎です

 『杜氏の里』のことは『一どん』で紹介しましたが、鹿児島県本土の杜氏は『杜氏の里』出身者が多いのです

 もちろん、あの有名なプレミア焼酎のほとんどの杜氏杜氏の里で修行して自立して行ったとも聞いております

 杜氏の里から本坊酒造、薩摩酒造、西酒造などへと技術が継承されて今のさつま焼酎が各地にあるのです

 

 今回ご紹介した『さつますんくじら』は、鹿児島では『一どん』よりもおいしいという人もたくさんおりますので、今なら少々高くてもお得かもしれません

 プレミア的は焼酎はこのくらいにして、店長は原口酒造の西海の薫に惚れ込んでおります

 他にもちょっと変わり種などを収集してご紹介したいと考えてますので、見に来てくださいm(__)m